タフなブルガリア人は一度死んだ程度では死なない
文明特性
民兵系のアップグレードコスト無料(削減量は805)
町の中心の建造に必要な石が-50%
鉄工所、包囲攻撃訓練所の研究に必要な肉が-50%
クレポストを建造可能
チームボーナス
鉄工所の作業速度+80%
特徴
弓は石弓にアップしない。また弓鎧3が無い為、帝王では弓に散兵を出す事すら憚られる。
反面、包囲兵器は極めて充実している。
大砲は無い。
活版印刷と神聖が共に無いブルガリアは、
特に帝王以後、相手に射程兵が居る戦場で聖職者を前に出すのが極めて困難であると言わざるを得ない。
ユニテク・UU
コニク
倒されたコニクはディスマウンテッド・コニクとして復活する。
騎士がコスト135でHP100攻撃力10であると考えた時、
コスト130でHP145(血統で165)攻撃力12のコニクは破格の性能。
下馬後に歩兵となる事と高い攻撃力の為に、槍やラクダがアンチとして機能し辛い。
殴り合いでは最強格のユニット
反面、下馬後のコニクは極めて鈍足で、遠隔防御も騎士に及ばない為、弓に対する肉壁要員としては使いたくない。
その高い性能故に、聖職者に転向される事も痛い。
城主ユニテク
あぶみ:騎馬ユニットの攻撃速度+33% 肉400金200
使用感としては騎兵が槍を一発多く殴れる、建物を壊すのが早くなるといった具合。
帝王ユニテク
バガイン:民兵系列ユニットの近接防御+5 肉900金450
ブルガリア重剣の近接防御力は8(他文明の近衛剣士が4)になり、 通常文明の近衛剣士には殴り合いで勝てるようになります。
スペック上は通常文明の重騎士までなら騎士相手にも殴り合える防御力になりますが、
アップグレードが重剣止まり(近衛剣士はHP70で重剣はHP60)である以上、
弓兵や城、あるいは鉄工所や学問所研究の入った塔やTCですら割と痛いです。
アステカの花戦争近衛剣士、ビルマの+3近衛剣士には近衛剣士と重剣剣士の元々のスペック差もあり、自動アップグレードの早い時間での完成以外では遅れを取ります。
バガイン(Bagain)とは初期の第一次ブルガリア帝国軍制において存在した指揮官の事。
上位指揮官から順にタルカン、ボイル、バガトル、バガインなどが存在したとされるが、
当然ながら時代や改革によって階級や役割は入れ替わったりする。
ちなみにボイルはボヤール(大貴族)で、バガトルはユーラシアの遊牧民に使われた人名・称号で勇者の意。
その名称と軍制は当時のブルガリアの遊牧民色の強さと豊かな国際色を思わせる。
雑感
終盤戦になるにつれて一芸特化
近衛騎士が出ない、内政ボーナスが無い、弓が弱い。
そしてそれを差し引いても強力な性能を誇るコニク。
ブルガリアはゲームが進行すると同時に弱点部分の選択肢が狭くなっていき、
例え相手が対策していたとしても何時かはコニクと包囲兵器に舵を切らなければいけなくなります。
言い換えれば、h2hにおいて領主や城主で決めきる覚悟での弓や海軍の運用は十分に可能です。
内政ボーナスや資源ボーナスが無い文明なので、押し込まれた際の急な方針転換に弱い傾向があります。
そしてそれは騎士からコニクに切り替える際の弱点にもなってしまいます。
ブルガリアはコニクよりも、コニクが活躍できる戦場を作る為、
投石機操作に血道をあげる文明なのかもしれません。